●いよいよ着工です


  あなたは建築家(設計者)と相談を始めてからもう何ヶ月経
 ちましたか。


  時間を忘れて打ち合わせをしたあなたの夢が、いよいよ実
 際の形になっていきます。

  住まいは、住まい手と建築家、そし
て工事をする人たち、3
 者が一緒に創り上げていくものです。

  また多くの工程を経て建っていきます。ゼロからひとつのも
 のができあがる感動を積極的に味わってみましょう。

◆着工日のポイント

 @ 着工日は作業の能率の点かち雨期や夏の炎天下をなる
   べく避けたほうが賢明でしょう。


 A 建設物価の高騰期や資材不足のおりは一時着工の延期
   も必要です。


 B 完成時期を12月年内にしないで1月へ年を越すと固定資
   産税を一年間節税することができます。

●現場における工事の監理

  依頼主のあなたにとって場場は、どんな家になるのか楽しみ
 が一杯なところでしょうが、建築家にとって現場は、実際の形
 にする重要な仕事で心を締めて施工者の作業を注意深く見守
 るところです。


  あなたとの打ち合わせを含め考え抜かれた設計図ですが、
 設 計の意図をより高めるために現場では単に工事の手落ち
 が無いかのチェックだけではなく、必要に応じて設計図に手を
 入れたり施工者により具体的にわかってもらえるようにスケッ
 チを描いたりします。


  建築は設計図だけですべてを語れるものではありません。
 建築家たとっての現場監理は、その想いをより深め、それを形
 作っていく大切な時期でもあるのです。

◆地鎮祭

  工事着工するのに先立って敷地の地主神を鎮め工事の無事
 を祈願するために行なわれる儀式。

 吉日を選んで午前中行なうのが常です。


 (あなたへのアドバイス)
  祭典費は一般的に地鎮祭のみ施工者の負担(見積り条件に
 よる)となりますがその範囲を確認してください。神主への謝礼
 はあなたがじかに払うのが通常です。

  儀式で分からないことは、神主に前もって聞いておきましょ
 う。



◆仮設工事・・・

  本工事のための工事です。


  建物を完成させるために、一時的な施設・設備の初工のこと
 です。

  縄張り、遣り方、現場事務所、仮囲い、内外足
場など、設備
 では仮設電気、水道設備などをさします。



◆基髄工事…

  建物を支えるための重要な足回りの工事で、施工後は見るこ
 とはできません。


  基礎工事には、土地の掘削や埋めたりするなどの土工事
 や、建物の基埠を支えるため地盤に杭を打ったり割栗石を突き
 囲めたりする地業工事、そして建物本体を支えるのに鉄筋コン
 クリートで基礎を造る鉄筋コンクリート工事があります。


◆駆体工事‥

  建物の骨格です。これも後からは見えなくなる部分が多い工
 事ですが、設計の意図によっては駆体工事が仕上工事となる
 場合があります。

  例えば鉄筋コンクリート工事では、鉄筋の本数や組み立てが
 図面どおりになっているか、また耐火性・耐久性の必要から鉄
 筋のかぶり厚さが規定どおりかなど、建物の安全上必要とされ
 ることを、建築家は現場で確認します。


  構造によっていろんな区分に分かれますが、いくつかここで
 紹介してみましょう。


  木造躯体工事→柱梁の刻み建前及び抽組、筋かい、小屋
 組、屋根野地、床組などの施工を言います。


  鉄筋コンクリート工事→鉄筋を加工・組み立てる工事、型枠
 工事及びコンクリート材料の調合、打込み、養生までの施工を
 言います。


  鉄骨工事→鉄骨構造の製作から建方までの工事です。


◆上棟式・・・

  棟上げ式、建前とも言い建築儀礼のひとつ、棟木を上げる
 時に行なわれ、大地を司る神に守護を感謝し家屋の棟を司
 る神々に、事の成就を願う祭事です。



【上棟式を楽しもう】

  ここまでの大工さんの苦労をねぎらう意味も込めて感謝を上
 棟式で表わしましょう。

  建前には大工さんめ仲同が多く集まって、すでに加工してあ
 る柱や折をクレーン車で持ち上げて短時間のうちに組み立てま
 す。

  そばで見ていると木の香りがプンプンしたり、木槌の音が鳴り
 響きますが、その組み立ての手際のよさには驚かれるでしょ
 う。

  また直会(なおらいかい:神事の後に集まって神酒などをいた
 だく酒宴)で職種の違う多くの職人さんと出会い語り合うのは
 楽しいですよ。あなたの家への熱い想いを語ったらどうでしょう
 か。

  なお、上棟式の日は前もって確認して下さい。準備でわから
 ないことは建築家に聞いておきましょう。



◆仕上工事…

  上棟が終わったら、いよいよ仕上工事ですいろんな職種の
 職人さんが、これからは現場に出入りします

  建築家は職種間の取り合いなどが設計の意図どおりにでき
 ているか確認します。

  また左官足さんの工事などでは、そのサンプルを出してもらっ
 てテクスチェアーを見ます。

  仕上がり具合によって意図どおりの空間が出きるかどうか大
 きく左右するからです。


  あなたにとってこの時期は、職人さんの仕事を見るだけでも
 楽しいでしょう。簡単そうに見える仕事でも、自分ですると結構
 大変なんですよ。



◆外横工事…

  建築物に付帯されない外部工事のことです。


  例えば敷地内のネットフェンス取り付け、塀、門柱の設置、ア
 プローチのタイル貼りなどを言う。


◆植栽工事…

  鑑賞・風致などの目的で樹木・草花を植えること。緑が加わっ
 て家らしくなるでしょう。


◆設備工事…

  建築物に付帯する設備の配管・取り付けなどの工事で、電気
 通信、給排水衛生、ガス、空調換気設備などがあります。


◆工事完了・・・

  やっと工事も終わりました。施工者自身の検査後、建築家は
 設計図書どおりできているか、建物の内外とも最終的に詳しく
 チェックをし、設備横器は実際に動かし支障がないか点検しま
 す。


  問題点はダメ工事として手直し部分について書面による指示
 をします。

  その後、役所の完了検査を経てから建築家の立会いの下で
 あなたも検査をしましょう。

  あなたが夢見ていた住まいです。ゆっくり見て歩きましょう。す
 べての手直しが給わったことを建築家が確認して、建物がいよ
 いよあなたに引き渡しされていきます。

  建築家にとって設計した住宅は自分の子供同然です。

  完成後も成長を楽しみにしています。住まいについて何かあ
 れば遠慮なく建築家に聞いてください。


◆竣工…

  さあいよいよ入居です。


  竣工式…あなたの住宅です。あなたらしい竣工式を演出して
 みてはどうですか。本当に皆さんご苦労様でした。これから家
 を育てるのはあなたの役目です。



 せっかく知り合いになれた建築家や大工さん
           そして職人さん、これからもどうぞよろしく!


UNI Total Planning Co.,Ltd.